14 Jan 2018
私たち夫婦は、もう結婚して20年以上経ちます。
結婚した当初は、一緒にいるだけで幸せを感じていました。その当時は、二人で買い物に言ったり、食事に行ったりと一緒に時を過ごすことが日常でした。
ですが、子供が生まれ、子供の成長と共に二人の会話は、子供のことばかり。
もちろん、自然なことですし、私は、それはそれでいいと思っていました。
事業の失敗で閉じこもってしまった
私は、事業の失敗と共に、うつ病を発症してしまい、自分の殻に閉じこもってしまう、そんな行動を取っていました。
うつ病だったので、一人でいるのは寂しいのに、何故か家にいると阻害されているような気持ちになってしまい自室に閉じこもってしまう。
家にいて、自室に閉じこもっていることが楽だったんです。子供たちも大きくなっていたし、諸々の話が家族の中で出るとそれに対処できない自分がいるので、一人でいた方が楽でした。
夫婦関係を改善しようと思い
私は、約8年と言う時間をかけてうつ病をなんとか克服したのですが、うつ病ということを理由にして、夫婦の会話を避けていましたので、すでに「会話のない夫婦」として成り立ってしまっていたのです。
8年もある意味夫婦の会話を避けていたので、すぐに会話が弾むような夫婦に戻ることはできません。まして、結婚した当初のようには、なるはずもない。
でも、離婚とか別居とか、そんなことは考えていないし、むしろ一生一緒にいたいと思う気持ちは、強くなっていたかもしれません。
一気に、元に戻すことができないなら少しでもいいから改善したいと思い、少しずつですが二人の時間を作るように心がけました。
妻の休みの日には夕食の準備を担当した
私は、今、ネットビジネスで生計を立てています。ですから、自宅が事務所なので、外に出ることはあまり多くありません。
サラリーマンの方に比べると圧倒的に自宅にいる時間があります。で、ネットビジネスは、自分が何もしないと決めた時には、「休日」になるのですが、それ以外は、ビジネスが回っているので、何もしない休日を取ることはありません。
ですが、妻はフルタイムのパートをしてくれて頑張っています。彼女は、月に8〜9日は休日があります。サービス業なので、シフト制でお休みを取るので、曜日に関係なく。
会話のない夫婦ですから、妻は、自分がお休みの日には、友人たちと出かけたりショッピングに行ったりと体を休めるというよりも、外に「夫以外の誰か」と出かける頻度が高いのです。
これについては、妻が休日にリフレッシュしてくれればそれでいいし、楽しいのなら結構なことです。
でも、そんな妻も何も予定を入れていない日がやはり月に数回は、必ずあります。
そんな時は、私が夕食の支度をして、できるだけ妻に負担をかけないようにしているのですが、私なりに作った食事に、美味しいとは、言ってくれるものの会話が弾むまでにはならないのです。
口当たりのいいワインを用意する
私も妻もワインが大好きです。なので、夕食を取る時に、美味しいワインを買ってきて、二人で飲む。
最初は、ぎこちなかったです。でも、そんなことを繰り返していくうちに、少しずつですが、会話もできるようになってきました。
お酒の力を借りないと話ができないというのもちょっと微妙な感じですが、でも、美味しい食事を用意して、ワインを楽しむという時間は、とてもいい感じです。
私たち夫婦は、こんな風に少しずつ改善してきていますが、友人たちと話をするとどこの夫婦も似たり寄ったりだなと思いますね。
夫婦の会話が少なくなってしまう原因
夫目線ですので、その点をわきまえてお読みください。
仕事優先
家庭を持つとやはり男は、頑張らなきゃって普通に思うんです。子供ができたらなおさらです。
夫としては、毎日会社に通って頑張って頭下げたりして、仕事をしているわけです。通勤時間も朝は、満員電車に揺られ、帰りは、クタクタになって家路につく。
そんな状態では、家に帰ってきてから家事の分担なんて、やらないといけないよな、とか、食器の後片付けぐらいはしないとな、って思っているんです。
ですが、甘えてしまうんですね。奥さんが夕食の準備をするのは当たり前になってしまい、片付けもそう。子供の宿題のお世話も奥さん。
サラリーマンなら、こんな状態になってしまうのは、夫側からすると「俺が稼いできているんだ」ってつい思っちゃう。
家族は、夫にも妻にも、子供たちにも分担があって当たり前だとわかっていても結局何もしない。
要は、仕事を優先してしまっている。奥さんもそんなこと重々承知しています。ですが、一言の労いの言葉とか、優しい行動があればいいのですが、夫は、話さなくてもわかるでしょ、的な考えを持ってしまって、「ありがとう」さえ言わない。
女は家を守るもの
私の友人でもたまにいます。女は外に出ないで家をしっかりと守るべきだって言う奴。
うーん。わからないわけでもないんですが、そんな時代錯誤しているようでは、妻から逆に三行半を叩きつけられてしまうかもしれません。
まあ、そうは言ってもです。女は家を守るだけでいい、みたいに考える夫というのは、育った環境がそうさせるのかもしれません。
夫が育った家庭の中で、お父さんがそんな風に家庭をコントロールしていたら、きっと同じようになってしまうのかな、と思います。
でも、今時は、夫が女は家を守るものって言っても、実は、恥ずかしがり屋さんだったり、うまく家庭人として融合できないだけなのだと私は思っています。
こんなことをいう夫は、不器用なのでしょう。
だから、夫がそんなことを言っても、本心ではないと思うことが妻にとっては必要かもしれないですね。
自分優先
家庭を顧みず趣味に走る夫。
たまにいるんですよ。こういう人。私の古い友人で一人います。
彼は、車が大好きなので、自分の趣味の車を2台所有しています。私も車は好きなので、気持ちはわかるし、彼のこだわりは、すごいなって思うのですが、やはり、休日は、ツーリング仲間と走りに行ったり、平日だって、そんな仲間と飲み歩いたり。
この行動も私は、理解できます。でも、奥さんからしたらどう思うでしょう?
一度に2台の車を運転することができないのに、なんで2台も必要なの?とか、タイヤなんて安心安全ならそれでいいじゃん、なんで新しいタイヤとかそんなに買うの?
こんな風に思ってしまうでしょう。普通の奥さんなら。
そんな夫に限って、かなりナルシストです。自分を自分でカッコいいと思っているし、休日に着る服までもこだわる。
私も夫という立場を持っていますが、やりすぎはやっぱりダメでしょ!って普通に思います。
しかし、自分優先で自分の趣味やこだわりに生きる男は、逆の意味でかなりできる男です。
というのは、自分の仕事や収入に自信があるからです。サラリーマンでも相当な高給取りだと自負していると思います。
そんな男というのは、今の会社がなくなっても自分の能力の高さに自信を持っているので、転職を繰り返してもいただく給料は、減らないと思っています。
なので、自分優先の夫は、ある意味、仕事ができるし、一般的には、高い能力を持っていると思われています。
ここをどのように奥さんが考えるかで夫婦の形も変わっていくでしょう。
実は・・・
私も実は、自分優先でこだわりの持った男なのです。妻は、わかっています。
だって、靴を買うにしても服を買うにしても、それなりのものを必ず買います。もちろん、ネットビジネスで稼げるようになるまでは、グッと我慢していました。
あと、車もです。結婚してから、車は、10台以上乗り換えてきていると思います。
それも決して実用的でない車です。なので、密かに今は、着々と欲しい車をゲットするために、ビジネスを横展開で広げているのです。
でも、女性から見たときに、そんなのにお金をかけなくてもいいのに、って思うところにお金を使ってしまうのが男の性なのかもしれません。
現に、私も欲しい車のために頑張っているという側面はありますからね。
まとめ
まとまりのない記事ですが、まとめます。
夫は、妻に対して、感謝もしているし、いつも頑張ってくれていると間違いなく思っています。
ですが、日本の男というのは、それを表現できない。アメリカ人のように、事あるごとにハグしてキスして、フランス人のようにワインを片手に持って妻に愛しているなんて言えない。
夫側としては、そんな感じですか。
私は、妻と二人で楽しめるような共通の趣味を作ろうと思っています。それがなんだか今は見当もつきませんが、でも、共通した趣味を持っていれば、会話も進むし、毎日楽しいはずです。
なので、ここを目指しています。
それでは!
流
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