10 Jan 2018
私たち夫婦は、私が自宅仕事でずっと家にいる状態なので、妻が仕事がお休みだとなんとなく、私もビジネスの手を緩めてしまうことがよくあります。
気持ちとしては、私自身も妻の休日に時間を合わせてあげるというような感じなのですが、実際に何もしない休日にしてしまうと結局夫婦二人で自室に閉じこもり、本を読んだり、ネットサーフィンをしていたりとバラバラです。
もちろんたまには、一緒にランチや買い物に行くのですが、それが楽しいとかウキウキするそんな気持ちは、もうずいぶん昔になくなってしまいました。
お互いがお互いを避けているわけじゃないけど
私は、ネットビジネスを自宅でしていますから、いつも暇なように見えるんです。
実際に、ネットビジネスに時間をかけるのは、1日に多くても3時間とか4時間なので、一般的なお勤めから考えれば、圧倒的に暇です(笑
妻は、休日を友人たちと過ごしていることが多いのですが、月に9回ほどある休日が全て友達とランチというわけじゃないわけです。
妻は、特に予定がない日は、日頃の疲れを癒し、充電するために感心してしまうほど、読書をしています。
そして、その合間に、掃除をしたり、洗濯をしたりする。
そんな姿を私は、見るのが嫌なんです。
それは、まるで私が普段、何も家の中のことをやっていないかのような無言のアピールのように思えてしまうからなんですね。
子供が小さい頃は
今でこそ、子供たちも大きくなり、経済的には、独立していますから、子供を中心にして家族で楽しんだりすることがなくなりました。
子供が小さい頃は、買い物に行くにも子供を連れて行ったりしますが、家族で行動するって実に楽しかったように記憶しています。
買い物ついでに子供の服を見に行ったり、子供が行きたいという場所に帰りに寄って見たり。
結婚したばかりの頃って、夫婦二人だけで過ごす時間がとても貴重な時間に思えましたし、一緒にいることが嬉しいっていつも思っていました。
ですが、今は、そんな心がときめくようなことはありません。
理由を探って見ると
今、私たち夫婦は、お互いを罵り合ったり、喧嘩したり、意見を対立させたりというようなことは、ほぼありません。
ですが、会話が圧倒的に少ないのです。
今、この記事を書いていて、探って見るとやはり私の事業の失敗ということが大きな原因だったなと思うのです。
さらにうつ病
私は、事業の失敗にとどまらず、うつ病も発症してしまいました。
妻からは、私の心がどんどん壊れて行くのを目の当たりにしていたので、相当心配したと思うのです。
そして、私が十分に働けない時に、フルタイムのパートとして、本当によく頑張って働いてくれました。
感謝しているんですよね。妻には、ここまで何も言わず支えてくれたことに関して、ただただ感謝している。
感謝しているのですが、私は、自分のうつ病と戦うだけで精一杯でした。妻にこれ以上の迷惑をかけたくないという強い気持ち。
そして、自分自身一刻も早く立ち直りたいという焦りにも似た感情。
決して、私一人でうつ病と戦っていたとは、思っていません。が、私は、克服するまでの間、妻に対して真正面から向き合うことをしていなかったように思います。
もし、子供が独立してしまったら
私たちは、家族四人です。上の息子は、独立して東京で暮らしています。娘は、二十歳になったばかりですが、自宅の近くの会社に勤めています。
ですが、娘は、近い将来、東京で一人暮らしをしながら、好きなアパレル関係の仕事につきたいと言っているんです。
そんな娘が家からいなくなってしまったら、と思うと今の家族のスタイルが崩れてしまうようでちょっと怖い気もしているんです。
今家族三人で暮らしていて、私たち夫婦のワンクッションになっている娘なので、二人きりの生活を精神的な意味で続けていけるのか、正直不安です。
なるようにしかならない
仮に、娘も独立して、夫婦二人だけの生活になってしまったら、まず最初に引越しをするでしょう。
というのも、今の家は、賃貸なのですが、夫婦二人だけで使うには、広すぎるし、若干条件が悪い。
なので、もう少し小さな家を探して引越しをすることになるでしょう。
多分、行動に移すことはこれぐらいです。あとは、今まで通りと変わらない接し方をして行くことになるはずです。
夫婦二人だけの生活は、不安ですが、こう言ったことをチャンスと捉えてまた新鮮な夫婦の関係を一から作っていけばいいのでは、と思っています。
離婚とか別居とか一切考えていないので、なるようにしかならないと思っているし、お互い好きで一緒になったのですから、きっとうまく行くと信じています。
手を繋いで
私は、妻がおばあちゃんになっても、手を繋いで歩けるような夫婦でいたいと願っているんです。
お互いが肩を寄せ合い、仲睦まじく生きていく。
そして、一緒に楽しい時間を過ごす。だから、夫婦二人だけの時間が今よりも多くできるようになったら、二人で一緒に楽しめる「何か」を探したいと思います。
孫
息子が結婚したので、初孫が誕生したのです。私たち夫婦は、まだまだ十分若いと思っているのですが、50代前後になると子供も完全な大人になりますから、孫がいてもおかしくない年齢ですね。
少し遠くに離れて息子家族は暮らしているので、頻繁に孫の顔を見にくということもできないです。
できないですが、今は、ネットで孫の成長をリアルタイムで送ってくれる。
そんな孫の成長ぶりを肌で感じることも夫婦二人にとっては、刺激があると思っています。
何よりも、純粋に可愛い。こんな風な感情が生まれるとは思っていなかったので、驚いています。
なんだか家族の輪が広がっていくというのは、とても嬉しいことですし、たった一人孫が生まれただけなのですが、未来が変わっていくそんな気持ちになりました。
これからの二人
きっと今のように、お互いがお互いを気遣い日々を過ごしていくことになると思います。
いつも一緒にいるのがちょっと疲れてしまっていても、でも、心の奥底では、固い絆で結ばれていると信じています。
なので、深いところは干渉せず、二人で一緒にいることをストレスに感じず、週に一度ぐらいは、二人でワイングラスを傾けながら、語り合う時間を作りたい。
私は、男ですから、寛容の気持ちを大きく持ちたいと思っています。妻が元気でいること、そして、いつまでも輝いてくれることが最良だと思っているのです。
多分、意見の食い違いも今後少なからずあるでしょう。でも、今まで二人で作ってきたたくさんの思い出を心にしっかりと積み重ねているので、一緒にいないという選択肢はないと思います。
若くないし、結婚当初に比べればエネルギッシュではないけど、いつまでも二人で一緒にいられるように努力をしていこうと心から思います。
しっかりとやっていこうと思っている
私たちは、ずっと二人で一緒にいるはずです。
それが私の望みですし、今まで苦労をかけてきた妻へ少しでも喜んでもらえるようなことをして、暮らしていきたいと思います。
ですから、今、私の夢は、小さなマイフォームを持つことです。設計を全て妻に任せ、妻が暮らしやすいようにする予定です。
妻には、内緒ですが、今、土地を探しています。
私自身は、アメリカンハウスがいいのですが、妻がなんというのか、わかりません。でも、主婦である妻の思い通りの設計にして、苦労を分かち合ってきた妻とこれからも新しい形になるかもしれませんが、一緒にやっていくつもりです。
いつまでも私は、妻を愛し続けると決意しています。
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