8 Jan 2018
プラットフォームってネットビジネスの世界ではよく使われる言葉です。
では、このプラットフォームって一体何?ということについてお話をしていきますね。
ネットビジネスで使うプラットフォーム
多くの方が使っている楽天やAmazonという「巨大なモール」がありますね。
これらのモールというのは、商品販売者が楽天やAmazonなどが展開している「モール」に商品を出品します。
なぜ出品するかというと、楽天やAmazonには、すでに消費者が存在するからです。
個人や企業が自社サイトで商品を販売することもよくあることですが、やはり、単純に売りやすさとか、販売数などを考えるとすでに仕組み化されている「場所」に出品する方が確実です。
この「場所」を提供している仕組みをプラットフォームと言います。
楽天やAmazonの他にも、ヤフオク、メルカリなどもこれに当たりますね。
これらのプラットフォームは、運営側が規約を定めているので、プラットフォームを使う場合は、それに従う必要がありますし、また、場所を借りて商品を販売しているので、手数料もしくは出品料などを支払うシステムになのです。
利点
消費者は、大きなプラットフォームを閲覧すると自分が欲しい商品を簡単に見つけることができますし、楽天やAmazonのステータスを使って商品が売られているので、安心して購入することができますね。
また、商品の出品者は、自社サイトなどで販売することに比べると圧倒的に集客コストがかかりません。そして、売り上げも大きく望める。
楽天やAmazonは、言い方は極端ですが、場所を提供するだけで商品が売れれば売れるほど利益が出てしまいますので、プラットフォームを運用する側にも大きなメリットがあります。
欠点
消費者にとっては大きな欠点はありません。なぜなら、そこで売られている商品は、楽天やAmazonの規約に則り商品を販売しているので安全ですから。
ですが、欠点とまでは言えないかもしれませんが、プラットフォームを使う以上、商品の販売者が手数料を収める形をとっているので、「最安値」で商品を購入することができない場合があります。
商品の出品者にとっては、楽天やAmazonなどの規約変更などがあった場合、取り扱っている商品の「売り方」や「見せ方」をその都度変更しなければなりません。
そして、一番の欠点は、アカウント停止のリスクです。場所を使わせていただいている以上、プラットフォーム運営側にどうしても依存した状態でのビジネス展開になりますから、出品者の評価が悪くなってしまうと状況がどのようなものであれ、アカウントが停止されてしまうことがあるのです。
商品の出品者は、アカウント停止になってしまうとそのプラットフォームが使えなくなってしまいますから、リスクヘッジを考えておく必要があります。
OSなどコンピューター用語としての意味
OSとは、オペレーションシステムのことを言います。
まあ、簡単に言うと「WIndows10」とか「iOS」とかですね。
お分かりだと思いますが、パソコンは、OSがインストールされていないと使えません。
世界的に見ても、Windowsは、幅広いパソコン製造会社と契約していますから、パソコンを私たちが購入した時点で、Windowsはすでに組み込まれおり、さらに、付随するソフトもあらかじめ用意されています。
ショッピングモールなどで言うプラットフォームとは、意味合いが若干違いますが、プラットフォームという言葉の持っている意味としては、このような例がとてもわかりやすいものかなと思います。
自動車でもプラットフォーム
自動車が作られている製造工程を何度かニュースなどでご覧になったことがあると思います。
自動車は、流れるように車が組み立てられて行くのですが、最初は、車の骨組みしかないのです。
この骨組みをプラットフォームと言います。
プラットフォームが同じでも、メーカーによっては、エンジンやデザインの違う車体を組み込むことで、違う車種を作ることができます。
自動車産業では、プラットフォームというのは、車の基幹部分なのでいくつもの違った車種に応用することで、コストを下げるということをしているわけです。
俗にいうプラットフォームの危険性
YouTubeなども同じなのですが、YouTubeで収益をあげる場合、YouTubeというプラットフォームに、あなたが作った動画をアップします。
そして、一定以上の再生回数があると広告表示を行うことができます。このシステムは、アドセンス広告と言って、Google社が視聴者の属性にマッチした広告を流すことで、その広告をクリックされると少ない金額ですが、収益が発生するのです。
ということは、YouTubeの動画がたくさん再生されればされるほど、一定数のクリックを確保できるので、収益が大きくなり、独立して生計を立てることができるようになる。こんな人たちをYouTuberと呼ぶのです。
ですが、YouTubeは、なぜかわかりませんが規約がよく変わります。そして、その規約に少しでも抵触しているとアカウントの停止になり、今まであった収益も吹っ飛んでしまう、こんなことが頻繁なのです。
楽天にしても、Amazonにしても、YouTubeにしても、収益を依存しているとプラットフォーム側の規約変更に振り回され、アカウント停止、削除ということになってしまうとビジネスとして、リスクが高いと言えるでしょう。
ここをしっかりと理解して、リスクヘッジをしていれば何かがあった場合でも対処できますし、安全ですね。
プラットフォームに依存しないビジネススタイルを持つべき
私は、様々なキャッシュポイントを持っていますが、プラットフォームに依存しているキャッシュポイントは大きくありません。
最初からそこを目指していたわけじゃないのですが、気づいたらそうなっていたし、プラットフォーム依存型のビジネスに比べると安心してビジネスに取り組むことができますので、良かったなあと思っています。
ですが、プラットフォームを使ってビジネスを進めると結果が出るのも早いですし、集客に困ることが少ないので、プラットフォームを使ってビジネスを展開するのは、アリだと思います。
もちろん、リスクがあるので、それを承知の上で、です。また規約が変わりますので、その都度規約変更に合わせて行かなければいけない側面があります。
これを手間と考えるか、当たり前と捉えるか、このあたりの気持ち次第ですね。
まとめ
以前、ヤフオクに何も考えずに飲み残した薬を出品したことがあります。ビジネス以前の考えで、処方された薬がたくさん余ってしまったので、単純にこれが欲しい人はいるだろうと思って出品したことがあります。
するとすぐに出品ページが削除されてしまい、警告がきた経験がありますが、私のように、薬事法があるにも関わらず何も考えずに出品してしまうことなんてないと思いますが、細心の注意を払いながらプラットフォームを使ってビジネスを進める必要がありますね。
参考にしてください。
流
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